誰もが頑張って生きています。本心からでない行動ですら、他人まかせでやっているときですら、そこに傾ける力や思いはそれなりにあります。意に沿わないことが起こったとき「頑張ったのにどうして」と思う人ほど、努力の幅はとてもとても、大きかったのだろうと思います。でも、険しい山のなかでがんばって歩いて、気づかないうちに方向を誤ってしまったとき「進入禁止」の立て札がわたしたちの歩みを止めてくれるように、頑張っている最中にもストッパーが「あったほうがいい」ときもあります。そして少し戻って、正しい分かれ道を行くことができれば、見晴らしの良い場所や花が咲き乱れる野原など、良い場所にたどり着けるのではないでしょうか。頑張ったことそのものは消えません。そして「確認しながら進もう」という教訓や「くまに遭わなくてよかった」という安堵を得られるなど、私たちの心の栄養になることもあるだろうと思います。それが、今後の人生のどこかで役立つことで、長い時間をかけて「よいこと」になることもまた、あるはずです。

こんなことを書くと、ベネフィックについて書いているのにまったく良いことがないように聞こえてしまうかもしれません。が、もちろんそうではありません。さそり座木星期、誰もがじっくりと物事や自分の見えない部分に関心を向ける時期です。楽しいことばかりではないにせよ、自分が本当に望んでいたことを、選び直すことができる人も多いでしょう。木星が照らし出す物事を見つめつつ「きっとよくできる」「もっとおもしろくできる」と思ってみていただくことが、大切なのかなと思います。

それぞれの星座ごとの運勢は、下半期の占いに書かせていただきましたので、ご参考になさってください。