正午過ぎ(午の刻)

正午頃から午後4時くらいまでは
「昼見世」の時間です
通りに面した座敷に遊女たちが
並び格子の間からお客に姿を見せるのを
「張見世(はりみせ)」といいます
昼に行われる張見世を「昼見世」というのです

昼見世にやってくるお客は
参勤交代で江戸へ出てきた
昼間しか遊べない地方の武士などで
“ひやかし”のお客も多く
比較的ヒマな時間帯でした

なので
遊女たちも三味線をつまびいてり
読書をしたり
カルタをしたり
手相を見てもらったりと思い思いに
時間を過ごしました

もちろんお客に見られながらなわけで
指名が入れば2階へ上がり接客しました

外出もままならない
“籠のなかの鳥”である遊女たちは
占いが大好きだったとか